
手術(水晶体再建術)
白内障は主に手術によって治療が行われます。
現在の白内障手術は小さな切開創(傷口)から濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出し、その代りに人工の水晶体である眼内レンズを入れる方法で行われます。
手術の方法は症状によって異なる場合があります。
白内障手術は技術の進歩とともに、その安全性も向上して
きました。
またその安全性は、医師やスタッフの高い医療技術と最新の手術設備によって保たれています。
1.麻酔
◎点眼麻酔
麻酔の目薬を点眼します。
◎球後麻酔
麻酔薬を少量、上眼瞼に注射します。
注射です、少し痛みを感じます。
◎テノン麻酔
結膜の表面の薄皮に注射をします。
点眼による麻酔か、注射による麻酔かはご本人のご希望と眼の状態によって決めます。
2.切開
角膜を小さく切開します。
3.濁った水晶体を砕いて吸い出します。
4.水晶体の嚢(袋)を残して、その袋の中に眼内レンズを挿入します。
これで手術は終了、時間は5~10分ほどです。
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超音波処理時間を短縮できる。 |
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○このpre-chop法には、一手法(ワンハンド)と二手法(ツーハンド)があります。
難易度の高いpre-chop法を行える施設であると、
健康雑誌『わかさ』にて全国施設リストに紹介されました 。
(H14年、H17年7月号)
●『新型レーシック(近視矯正手術)を行う病院』
●『白内障(プレチョップ法)手術を行う病院』
○pre-chop法の考案者である三井記念病院の赤星先生と共にライブサージェリーやインストラクションユースなど学会にて
講演しています。
赤星先生(写真左)と・・・。